レスパイト入院とは
レスパイト(respite)とは苦痛や困難な事象からの一時的中止、休息を意味する言葉です。在宅介護や在宅医療をうけているご本人や主介護者・ご家族の休養、一時的に介護困難な場面での利用を目的とした短期入院です。
対象となる方
医療的ケアが必要で病状が安定している方、介護保険によるショートステイの利用が困難な方。
(例)胃瘻、経鼻経管、喀痰吸引、気管切開、酸素、褥瘡処置、神経難病、身体障害のある方など。
・介護疲れで一時的に休みたい。
・ご家族の入院、出産、冠婚葬祭、旅行があり介護が難しい。
・短期間リハビリの機会を設けたい。
当院では、入院中リハビリを行うことができます。
平均1日40分、週6回介入しています。嚥下評価をご希望の方はご相談ください。
ご利用にあたって
・ご相談は、介護支援専門員・相談支援専門員や訪問看護ステーション等より電話にて受け付
けています。不明な点は当院にご連絡ください。
・入院期間は2週間が目安ですが、利用希望の理由により、最大60日を上限に機関のご相談
も行っています。
・入院期間は他院、地域包括ケア病棟入院利用を含めて合計60日以内です。次回のご入院は
原則3ヶ月(指定難病のある方は1ヶ月)経過後となります。
・事前に決めた入院期間後は、原則自宅へ退院となります。*難しい場合は事前にご相談くだ
さい。
・入院中、ご家族の代理受診も含め他医療機関に受診することはできません。
〈お薬について〉
・入院中の薬は、事前にかかりつけの医療機関で処方していただき、入院日数より多めにご用
意ください。
・入院状況等により継続が難しいと判断された場合、予定より退院日が早まることがございま
す。
お問合せ
地域連携相談室
【電話番号】045-754-0120(直通)
【FAX番号】045-754-0171(直通)
【相談時間】月曜日~土曜日 9:00~17:00