検査科だより 〜頚動脈超音波検査編〜

◆超音波検査を受けたことありますか?

具合が悪くて病院を受診しても、血液検査で異常な結果ではないと
なかなか超音波検査を実施する事はなく、また、いざ実施することになっても
予約検査の場合が多いので、身近な検査という感覚ではないですよね・・・。

そこで!!!

予約ではありますが、生活習慣病の予防・早期発見・早期治療を目的とし、定期的に検査をしてみませんか?

まずは、気軽に受けることが出来る頚動脈超音波検査編です。

◆超音波検査ってなに?

プローブというものを体にあてて超音波を出すことで、跳ね返ってきたものを画像にしています。

◆頚動脈ってなに?

両頚の部分に『ドクドク』と脈うつ部分、大動脈から頭部に向かって血液を送る血管のことです。

この頚動脈は、脳へ血液を送る『内頚動脈』と、顔や頭部の表面へ血液を送る『外頚動脈』があります。
2つの動脈の分かれる部分が『頚動脈分岐部』といって、この分岐部こそが『プラーク(かたまり)』がつきやすく、動脈硬化になりやすいと言われるところ。

※プラークとは?

脂質やマクロファージの死骸が血管の壁に大量にたまったもの。
下の超音波画像で、➡のところがプラークです。

このプラークは血管内を狭くしたり、血管壁を硬くします。
この状態が動脈硬化!!

プラークが大きくなると、血管内膜が傷ついたり破れたりして
その部分を修復するために血小板が集まってプラークの表面に血栓ができ、
動脈硬化が徐々に進行していきます。

◆動脈硬化がすすむと、どうなっちゃうの?

脳へ血液を送る大事な血管にプラークができやすくなり、
このプラークが剥がれると、細い血管を詰まらせて脳梗塞の原因にもなります。

頚動脈超音波検査は、全身の動脈硬化度の指標になると言われており、
動脈硬化性病変の発見に有用な検査です。
一番浅くて超音波で確認しやすい血管です!

◆健康を維持するために・・・

高血圧・高脂血症・糖尿病などのいわゆる生活習慣病、
また、加齢やストレス、喫煙なども影響があるため、
心当たりのある方は、一度といわず、定期的に検査を行い、
予防・早期発見につなげていくことが大事です。

◆気軽に出来る検査のため、気になったら・・・即!受診しましょう!

当院でも実施しているため、お問い合わせお待ちしていま―――す!!

臨床検査技師 S

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