第25回 日本慢性期医療学会
平成29年10月19・20日
仙台国際センター
第25回日本慢性期医療学会に参加・発表するために仙台へ行ってきました。
朝早くの新幹線は大変でしたが、仙台のおいしいものも堪能し、2日間の学会ではたくさんの実践を聴くことができました。
今回のテーマは「地域がつくる慢性期医療~新たな医療への挑戦~」ということで、当院からは、リハビリテーション料の西尾(作業療法士)・中谷(理学療法士)の2人で発表してきました。
西尾香苗「がん終末期における作業療法士としての介入に難渋した一例~最期まで関わり続けるとは~」(口述)
中谷友香「自宅で最期を看取りたい ~家族の思いに寄りそった多職種支援とは~」(ポスター)
慢性期医療学会は、医療職多職種参加型の学会なので、医師、看護師、リハ職種、介護職、栄養士、薬剤師など、様々な職種からの実践を聴くことができ、臨床に活かせそうな意見をたくさんいただきました。
ポスター発表の中谷さんは、発表時間以外にも積極的に話しかけ、意見交換することができていました。初めての学会発表ということもあって緊張している様子ではありましたが、病院内では経験することができないことを経験し、キラキラ輝いて見えました。
今回、私は介入に成功した例ではなく、難渋した症例を発表させてもらって、他施設の先生方に意見をいただけたことや、同じように苦悩して関わっている仲間の存在が後押しとなりました。
リハ職種だけでなく、多職種で参加する学会も、さまざまな意見がもらえて、充実した学会でした。
来年は、当院でも多職種で参加できたらいいなと思っています。
(文責・西尾)