第51回 日本作業療法学会
平成29年9月22・23・24日
東京国際フォーラム
第51回日本作業療法学会に参加・発表してきました。
今回の学会は、東京ということもあって、全国各地の作業療法士が5000人ほど集まった大きな学会でした。
今回の学会のテーマは、「作業療法の挑戦~多様化するニーズに応える理論と実践~」ということで、ポスター・口述発表や基調講演、モーニングセミナーからイブニングセミナーと充実した内容でした。
私が1日目に参加したイブニングセミナー「日本の作業療法の原点へ!患者力を引き出す認知作業療法 コア・モデル」では、会場に入りきらず立ち見まで出てしまうほど大盛況でした。
発表は、当院リハビリテーション料 作業療法士の
田辺寛則「 地域包括ケアシステム/地域包括ケア病棟における作業療法の新しい役割の提案」(ポスター)
成田雄一「糖尿病診療における作業療法士の担うべき役割について」(ポスター)
西尾香苗「多職種協同で行う終末期がん患者に対する外出支援への取り組み」(口述)
井戸川由花「NSTにおけるOTの役割―低栄養状態の悪化を防ぎ,意欲・活動性向上を図れた症例―」(ポスター)
安部早紀「成功体験の積み重ねにより挑戦する意欲を引き出せた一症例」(口述)
玉置紗也「栄養状態の見直しが作業療法介入のきっかけとなった例」(ポスター)の6人で行ってきました。
私は、光栄なことに40題のスペシャルセッションに選ばれ、大きな会場で発表させていただきました。緊張は最高潮でしたが、他施設の先生方にご意見やエールをもらえて、とても貴重な時間でした。お世話になった先輩や学校の同級生、恩師、同期や前職場の後輩などにも会うことができ、全体を通して明日も頑張ろうとエールをもらえた学会でした。
年に一回、自分たちの実践を発表できる場があるっていいものですね。
(文責・西尾)