2019年1月26日(土曜日)パシフィコ横浜 会議センターにおいて
第56回 日本糖尿病学会関東甲信越地方会が開催されました。
糖尿病により起こる2次的合併症を抱える患者が多く存在すること、
そして患者の自覚症状が乏しいことから
他の疾患治療のため病院を受診した際に発見されることなど
患者本人の糖尿病に対する認識の低さを改めて知る機会となりました。
様々な演題を通して糖尿病患者に関わるスタッフは
医師、看護師、保健師、健康運動指導士、薬剤師、など
リハビリテーション以外の介入する視点からの
演題を聴講することが出来ました。
運動面だけではなく薬剤や検査結果など
患者の状態を把握するために必要な要素であり、
しっかりと確認した上で安全にリハビリ介入を
行っていかなければならないと痛感しました。
多職種の介入する症例報告を聴講できたことで
糖尿病患者へのチームアプローチの重要性を感じたこと、
他施設で実施している内容から当院でも実施可能な方法があると考え、
今後の参考に出来たことなど非常に有意義な参加となりました。
当院から作業療法士の成田、理学療法士の宗村2名の演題を聴講しました。
院外発表することで多職種からの活発な意見を聞くことが出来、
良いアドバイスや新しい視点を持って今後介入することに繋がるのだと感じました。
また、今回、作業療法士の成田がメディカルスタッフアワードを受賞する機会に
立ち会うことが出来、自分自身の事のように非常に嬉しい受賞でした。
発表した内容が認められたことは同時に当院で実施している
糖尿病患者のリハビリの治療効果に貢献している事を
認められたのだと感じました。
私自身、今回聴講した内容を再度確認し、
糖尿病患者との介入に活かしていけるよう努力していきます。
文責 理学療法士 中山裕美